仙台猿員

健全なブログを心がけます

被り被られて生きるのさ

包茎の話ではないです。

10月上旬、待ちに待っていたnonnativeのスウェットパーカーがようやくリリースされました。直営ECや各地方ディーラー等からの詳細な情報を待たずに、贔屓にしている某店のオンラインストアにアップされた瞬間に即購入した理由はそうですね、そのスウェットパーカーを用いたルックでフードを被っていたからです。モデルが、すっぽりと。スウェットパーカーのフードを。

キャップの上からスウェットパーカーのフードを被るスタイルが定着している僕にとって、そのルックはわりと衝撃的でした。だって、こんなにもすっぽりとスウェットパーカーのフードを被っているわけですから。フードを被ることができず、結局放出してしまった17AWのスウェットパーカーを思うと殊更に。さらにカラーもええ、何枚持っていてもノープロブレム、やたらと汎用性の高いヘザーグレーときています。そして何より、そこはHIGHEST CALIBER(最高品質)を謳う安心安全のnonnativeブランド―。いやはや、これを購入しないで何を購入するのって感じですよ。

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↑がそのルックです。これを見たらね、「おーええやん、なんぼなん?」ってなるに決まってるじゃないですか。マストバイするに決まってるじゃないですか。

それにこう、先日の街コンで受けた苦痛という名の多大なるストレスを発散するにも、このスウェットパーカーのリリースはタイミング的に最適でもありました。28000円という価格的にもそれはおあつらえ向きでした。また、AWシーズンに於けるコーディネートの核であり、今後しばらくは第一線で活躍するであろうスウェットパーカーの購入は、何かと迷走しがちで失敗が続きすぎているマイショッピングに明確なビジョンと先見性を持たせてくれる云々といったところで、このスウェットパーカーにはとにかく期待していました。むしろ、期待しかありませんでした。

まあ、今にして思えば、過度に期待しすぎてはいましたかね。nonnativeというブランドと、そのプロダクトに。でも、あの時分は仕方がなかった。否応にも期待せざるを得なかったのです。失敗するとか、騙されるとか、裏切られるとか、そんなネガティブな事象が発生することは夢にも思っていませんでした。しかし、いざ手元に届いた実物に袖を通した刹那、それまでの期待はすべて失望へと変わったのです。

パーカーのフードを被ることができない―。

そう、僕にとって一番の肝心要であるスウェットパーカーのフードを被ることができないという、予想だにしなかった最悪の展開に見舞われてしまったのです。いや、物理的には被れないことはなかったのですが、ルックみたいに綺麗にすっぽりとはいきませんでした。サイズの合わないコンドームを無理に装着しているような状態とでもいいますか、全く以て窮屈で圧迫感しかないフードでした。まあ、これではキャップの上からなんてさらに土台無理でして、一応試してはみましたがとても悲惨なアレになってしまいました。はい。

「フードが被れないやん!どうしてくれんのこれ(憤怒)」

そこまでフードを被ることに執心しているわけでもないのですが、僕はフードを被っているルックを見て、フードを被ること前提でスウェットパーカーを購入しました。それにも関わらず、ルックと同様にフードを被ることができなかった。これは由々しき問題ですよ。つまり、騙されたということ。僕がまだ寛大な人間だからよかったものの、アメリカなら訴訟を起こしているレベル。ふざけんなよTNP。

百歩譲ってフードを被れないことは仕方がないとしても、そこでさらに着丈が短すぎてはどうにもなりません。サイズ1ならまだしも、サイズ2を選んで短いときました。僕にしては珍しいケース。しかし、平置きで計測して63cmではさすがに短い。着丈長めのオーバーサイズよりも、着丈短めのジャストサイズを好む僕が短すぎると嘆いたほどの短さ。フードを被れないだけでなく、着丈まで短いスウェットパーカーではもうお手上げです。使えない。話にならない。何がHIGHEST CALIBERだよボケが。

だから、即放出しました。
マジでがっかりです。がっかリーちゃんです。

本当、騙されましたねー。15年近くnonnativeを購入してきて、このようにして騙されたのは初めてです。nonnativeだから大丈夫、と安易に購入してしまった僕も悪くはありますが…。

あとはこう、このスウェットパーカーが発売直後からヤフオクやブランド古着店に新品タグ付きのまま出回っていた背景を思うともそうですね。ルックに騙されてフードを被ること前提で購入→フードを被れない上に着丈も短いから放出というケースは、全国的にもおそらく僕ぐらいしか存在しないでしょうけれど、色々と購入した方々の意にそぐわなかった何かがあったのやもしれませんね。

そもそもド定番のスウェットパーカーにも関わらず、入荷している店舗がいやに少なかった辺りも考えさせられるといえば考えさせられますか。これまたド定番のジップパーカーの方に至っては皆無に等しかったですし、まあ、こうした状況をブランド側が深刻に捉えているかどうかは来期以降にアレですね。


かくしてnonnativeに騙されてしまった僕でしたが、すぐさま切り替えて次の手に出ました。諸々のリスクを覚悟した上で、以前より検討していたUNUSEDのスウェットパーカーを予約することにしたのです。

デザイナーの名前は頑なに非公開にしているものの、通販ではカートインOK、さらに一部の店舗はウェブ上での予約も可能というオープンなブランド、それがUNUSED。通販でのカートインNG(※一部例外あり)で、さらにユーザーが一番知りたい情報を理不尽なまでに徹底的に秘匿しているどこぞのnonnativeなんかと比べますと、ええ。消費者思いのありがたいブランドでもあります。納期が遅れがちなのが玉に瑕ですけれど。

で、スウェットパーカーを予約することにしたのですが、その時点で予約可能な店舗が僅か1店しかなかった為、そこで予約しました。

その店舗は予約の際に商品価格の半額か全額を銀行振込にて入金する取り決めでして、だからこそ可能だったわけです。これといって制約ないよとか、内金は商品価格の3割でいいよとか、クレジットカードでも払えるよとか、そりゃあ皆なにかと面倒が少ない店舗を優先的に選びますからね。僕もそう、最初は面倒に思いました。そもそもが確実にフードを被れるかもわからないし、nonnative以上にサイズ的な不安も大きいUNUSEDだからこそ、こと予約に関しては余計にリスクが高い。だったら予約しないで普通にリリースされるまで待てばいいじゃんという話ですが、毎シーズン競争率が激しいUNUSEDのスウェットパーカーでもある為、それもそれでハイリスク。大体において、nonnativeのスウェットパーカーが悲惨な結果に終わってしまい、UNUSEDのスウェットパーカーも希望カラーと希望サイズを予約できる店舗がそこしかない以上、リスクを承知で賭けてみるしかなかったのです。また、それが僕の生き様でもあるのです…。

そして、全額入金で予約を確定させてからリリースを待つこと2週間ぐらい。
ようやく手元に届いた実物に袖を通した瞬間、僕は安堵の表情を浮かべたのでした。

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・US1493
ということで、左端のグレー。サイズは2です。最大の懸念事項であったフードですが、これがもうすっぽりあっさりデフォルトで被ることができました。キャップの上からでも何の支障もなし。さすがUNUSEDです。着丈に関してもそうですね、平置きは65cmと短めながら、肩幅と身幅大きめのオーバーサイズで作られているので、まさしく思い描いていた理想的なサイズ感で着用できたという。やはりUNUSEDですよ。

コットン85%:ポリエステル15%による柔らかな着心地やグレーの発色も素晴らしく、その他にも前後の縫製をずらしていたりとか、あえて縫い糸を残していたりとか、UNUSEDならではのディテールやデザイン性が遺憾なく発揮されてもいます。

ド定番のスウェットパーカーだけあって入荷している店舗は多かったです。
ただ、グレーの入荷自体はそこまで多くはなく、さらに予想通りの完売御礼。まあ、予約して正解でしたね。現時点で残っているところも若干ありますが。

圧倒的に入荷の多かったカラーはブルーグレーとグリーンブルーでしょうか。ルックでも使われていた、目を引くパステルカラーですね。特にブルーグレーはまあ、Youtuberだかインフルエンサーだかよくわかりませんがエラ張ってる奴が着用していたこともあり、それで人気を博したアレもあったようで…。ブランド側に全く非はないのですが、その手のクサい連中とその信者に目をつけられている点も玉に瑕ですかね。#unusedとかわりと地獄絵図。マッシュヘアーの萌え袖ブサイクモヤシ野郎よりも、ガタイのいい髭面のオッサンの方が似合っているのは面白いですが。

とりあえず10月下旬と11月中はひたすらUS1493ばかり着ていましたね。ネオン煌めく仙台の繁華街から自宅近辺のローカルエリアまで、時間や場所を選ばず。そして無論、キャップの上からフードを被るスタイルでアイデンティティやレゾンデートルを演出。「ラッパー」とか「DJ」とか「不審者」とか「変質者」とか等々、その場で会った方々からのリアクションも様々でして、やはり目立ってナンボですよ。好きこのんで上等な服を着ているわけですからね。

個人的には追加でブラックも欲しかったりするのですが、とりあえずまだ保留中です。
スウェットの方はブルーグレーに続いて、追加でグレーも購入してはいるんですけどね。

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・US1509
ということで、今度はスウェット。ブルーグレー、グレーともにサイズ2です。素材、ディテール、デザイン、サイジングはスウェットパーカーとほぼ一緒。ブルーグレーは予約したものを10月下旬に引き取り、グレーは今月になって急遽必要になったので某百貨店から取り寄せました。そこにしか在庫がなくてですね…。

ええ、スウェットパーカーと同様にスウェットも結構な人気ぶりです。ともあれ、まだ残っているところには残っていますので、プロパーで買い納めするか、セールでワンチャン狙うかは皆さん次第。


そんなこんなでnonnativeに騙されて、UNUSEDのスウェットパーカーを購入した件についてでした。

騙されたこともあってか、いつにも増してnonnativeを痛烈にディスっていますが、その後も普通にnonnativeは購入しているからアレですよ。先月もそうですね、何を血迷ったのか86400円もするWORKER BOA JACKETなんか購入していますからね。はい。年が明けてからゆっくり紹介したいと思います。

あとは何といいますか、今回のように騙されて放出するのは仕方がないとしても、それ以上に無軌道なショッピングの代償で放出するアレが年々悪化しているのもアレですね。2018年は上半期も酷かったけれど、下半期も同じぐらいに酷い。半分近くは放出している。買うだけ買って手元に残らないアイテムがあまりにも多すぎる。いやはや、これではダメです。ガチのマジで猛省しています。ところが1週間も何も購入していないと、まるで禁断症状のように気になっているアイテムをカートにぶち込んでしまいそうにもなり…。もう病気です。ヤバい。もしくはその逆として、現在所持している服をすべて処分したくなる衝動に駆られてしまうことが頻繁にあるのもヤバい。破滅願望というか、破壊衝動ともいうか。

来年2月で35歳独身になる僕は、一体どこへ向かっているのか。

来週にでも実店舗で買い納めて、その後にネットでの買い納めを予定している今日この頃。とりあえずスウェットパーカーのフードを被り被られて、まだ今のうちは迷走しておきます。