仙台猿員

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サイクリストは京浜東北線の夢を見るか?

nonnativeの18SSのコレクションテーマは「That HANDYMAN SERVICE」です。

そうですねー、文字の並びから手コキ風俗的なアレを想起した方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。はい。

それはさておき、直訳しますと「便利屋サービス」とのこと。デザイナーがニューヨーク、ロサンゼルス、ハワイで見かけた現地の工具屋、内装屋、配達員なんかをモチーフにした、そんなワークテイストが強めのコレクションになっています。カラーリングに関しても定番のホワイト、ブラック、ネイビー、ベージュ、オリーブを主軸に展開しつつ、突発的にピンクがあったり、SAIL(帆路=ホワイトベージュ)、ANTHRACITE(無煙炭=チャコールグレー)、EUCALYPTUS(ユーカリ=グリーン)といった意識高めの呼称も継続していたりと、2017シーズンの名残を感じさせてくれる辺りはアレですね。

とまあ、良かれ悪しかれ相変わらずnonnativeらしいコレクションなんですが、そのテーマや内容云々以上に賛否両論を巻き起こしたのが仕様の変更についてですね。

全てのPRODUCTを見ることができない。

ええ、これまではただでさえ遅いオフィシャルHPの更新と共に全アイテムを見ることができたのですが、18SSからはそれが見られなくなってしまいました。その代わりとして、当週に発売するアイテムのみを小出しに公開する形式になり、そりゃあ17AWまで普通に見られていたものが何の予告も前触れもなく突如公開しませーんでは非難轟々だって話ですよ。主に5chのnonnativeスレで。

今回の仕様変更について、全国のnonnativeユーザーの皆々様方の心中は如何ほどだったでしょうか。おそらくはそうですねー、困惑した方、落胆した方、不可解に感じた方、怒りに震えた方などが大多数を占めたのではないかと存じます。本当、意味不明すぎてファッキンビッチでした。僕としても。

「nonnativeが好きなお客様は、皆さんそうおっしゃっていましたね…」

18SSの立ち上げから1週間後に仙台の取り扱いディーラーを訪れた際、挨拶もそこそこに今回の仕様変更についての否定的意見を述べたところ、スタッフの方から申し訳なさそうに言われたのが上のセリフ。自分と同様の意見を持つ方々の存在が、5chのnonnativeスレという極めて局地的な場所以外にも複数いることに安心感を覚えたものの、うーん。

小出し公開のメリットを考えてみますと、ぶっちゃけないですね。

でも、どうでしょう。これまでは全容を把握した上で欲しいアイテムをピックアップしながら購入機会を待ったり探ったりしていましたが、全容不明でピックアップできないからこそ、小出しに公開された中で「ガチのマジで欲しい!!」と勢い任せに購入するアレが生まれたりもするのではないでしょうか。今後のリリースを憂慮しつつも、衝動的に。本能的に。直感的に。

そういった観点からすると、店舗に直接足を運ぶ機会が増えるのはメリットでしょうか。実物を目で見て、触れて、袖を通して体感することは勿論、実際に展示会に行ったスタッフの方に入荷情報やアイテムの詳細を訊くこともできますからね。ブランド側が小出しに公開するならこそ、こちら消費者側がアクティブに動いて自らに必要な情報や有益な情報を確保していくべきでしょう。また、そんな外出機会にともなってnonnativeの着用機会も増えるとなれば、折角だから18SSの新作アイテムを購入しようという気分になりますかね。

いや、これ総じてブランド側にとってのメリットでしかないですね。はい。
一方で小出し公開のデメリットはと言いますと、単純に購入機会の減少でしょう。

全容を把握することできないとなると、購入しづらいじゃないですか。やはり。これまで当たり前に全容を把握してきたことを思えば。だから「今週発売のこのアイテム欲しいなー、でも来週にまた欲しいアイテムが出てきたら…^^」という事態を極力避けようと、購入自体を控えて様子見に徹しているユーザー、結構いらっしゃるのではないかと。

たとえばボトムスなんかは素材違いでリリースされることが多いからアレですね。購入した翌週に「こっちの素材の方が欲しかったなあ…^^」といったアレに見舞われてしまうと、ええ。ことnonnative歴が長かったりすると、素材の好きずきも発生しますからね。追加購入すればいいだけの話かもしれませんが、それが易々とできる価格帯のブランドではないんですよnonnativeは。だからこそ下手に動かず、ある程度アイテムが出揃ってくるまで状況を見守るのがベター。

それとまあ、僕レベルのガチ勢ならこういった仕様変更にも何だかんだ文句垂れつつ購入したりしますけれど、ガチではないライト層には見切られてしまう危険性を孕んでいますよ。カラバリと価格込みで全アイテムを見られるのが唯一のメリットだったというのに、それが失われてしまってはもうね。あとは新規ユーザーの取り込みが益々難しくなってしまうのではないかとも。ひいてはブランドの終焉、終わりの始まり…。


そんなわけで肝心のコレクションよりも仕様変更の方が話題になっている18SSですが、かくいう僕も遅まきながらHANDYMANデビューしてきましたよ。先月末に中目黒で。


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・CYCLIST BLOUSON N/P TAFFETA STRETCH WITH WINDSTOPPER 3L
シングルのライダースジャケットをベースに高機能素材を組み合わせたノーカラージャケット。画像だけだと薄っぺらい印象を受けますが、身頃の裏地にはメッシュが施され、さらにスリーブ部分には袖通り抜群のポリエステルが用いられていますので、実物はそこまで薄っぺらくありません。あとスリーブはそうですね、袖先のファスナーが付いている箇所のみこれまた裏地メッシュです。トータルで4つあるポケットの裏地はコットン。石畳や水面をイメージしたらしいリバティー柄仕様です。

そして、何といっても"WINDSTOPPER 3L"の搭載が最大の特徴ですね。

どこまで過信していいのかわかりませんが、軽量でストレッチ性に優れ、風の侵入を防ぎつつ、汗による熱気まで外に放出してくれるという至れり尽くせりの素材です。撥水性も備わっています。それゆえに価格も割高(63720円)でしたが、15SSのピケ素材のノーカラージャケット(黒)を買い逃したことを未だに後悔している僕からしたらそうですね、これを購入しない手はありませんでした。まあ、先月末時点で欲しいと思えるアウターがこのCYCLISTのみという致し方ない状況でもありましたが。

カラーはブラック、サイズは今回に限って3を選びました。
基本1か2のどちらかなので、3を購入した記憶がまずないです。おそらく初めてかと。

ショート丈だったこともあり、2で問題なく着用できると思ったのですが、実際に試着してみたらわりと窮屈でした。着丈や袖丈も少しばかり足りないときました。ヒートテック+サーマル+ニット(厚手)の上から試着したことを考慮してみても、あまりにもパンパンに着膨れていて、ストレッチの恩恵も大して受けられないという。それで3を用意してもらって着比べてみると、2を試着した時に感じた諸々の不安要素が解消され、少しばかり足りなかった着丈や袖丈も十分に足りていたので3にしました。対応してくれたスタッフの方も2より3を勧めてくれたこともあり…。

ホテルに戻ってから、ニットを脱いでヒートテック+サーマルの上から着用しても3でノープロブレムでした。身長180cm超の体重70kg未満でサイズ3。参考までに16AWのポリスマンブルゾンとスタジアムジャンパーは2、17SSのコーチジャケットは1、17AWのスキーヤーパフジャンパーも1…。3の在庫もあるvendorで試着できたのは幸いでしたが、今シーズンは何だかちょっとサイズ選びに苦戦しそうですねえ。

発売当初は動きが鈍かったのですが、今月に入ってから完売している店舗が目立ち始めてきたので狙っている方は早めにどうぞ。同素材でさらに15000円高いCYCLIST JACKETも先週リリースされまして、当初は「してやられたなあ…^^;」と思ったりもしましたが、入荷している店舗の着用画像がおしなべて今一つだったので結果的にBLOUSONでよかったです。はい。


こうして欲しかったアウターを無事に購入でき、HANDYMANデビューも果たした34才独身でしたが、なんというか物足りなかったのですよ。すごく。

それはきっと、仙台から遠路はるばる中目黒までやってきたからではなく、宿泊先の横浜からの移動だったゆえでしょう。横浜といっても最寄り駅が関内だったのでアレですが、そうして関内から京浜東北線に乗って横浜、そこから東急東横線に乗り換えて中目黒まで大体トータルで40分ぐらい。これじゃあもうさ、お散歩感覚じゃないですか。「仙台から電車ば乗り継いでわざわざvendorさ来たんだべっちゃー^^」という旅のプロセスがない。首都圏は鉄道が発達しすぎなんですよ。便利ですけど。

あとはそうですねー、ここ2年ぐらいは後輩のONDと一緒にvendorに行っていたので、そういったところでも物足りなさを感じたのかもしれません。正直、vendorのあの空間というか雰囲気というかが得意ではないので、同行者がいた方が気分的に楽だったりするのです。ただし、相手によりますが。それに今回のようにサイズ選びで迷うケースであれば殊更、第三者からのアドバイスが欲しくもありまして。

さらに言えばvendor以外に用事がなく、かといって1人だとvendor以外の用事も見つけられないので、結局すぐに中目黒を後にすることになりました。トータルで1時間もいませんでしたね、中目黒。

そのまま伊勢佐木町のホテルに直帰して2時間ほど仮眠してから、僕は再び関内駅に向かいました。

目的地は埼玉県さいたま市大宮区

大宮のnonnative取り扱いディーラーには長らく通販でお世話になっていまして、予てより実店舗にも足を運んでみたいと所望していたこともあり…。

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・DWELLER 5P JEANS USUAL FIT COTTON CHINO CLOTH
で、大宮で購入したのが17AWのボトムス。セール価格での購入。カラーはベージュ(表記はSOIL)。まあ、折を見て通販で購入しようと検討していたのですが、今回こうして念願叶って実店舗に来ることができたので、はい。

昨年の今時分、USUALなら2で安泰だと直営ECからまとめて2本購入したのですが、片方はウエストがきつすぎる上に裾も短く、もう片方はウエストには余裕があるものの裾が長く、最終的にどちらも碌に穿かずに手放してしまうという出来事がありました。しかし今回はどうでしょう、スタッフの方とじっくり会話しながら、サイズや素材も考慮しつつ、ウエストも裾も丁度いいチノクロスを購入できたという。ええ。改めて試着の大切さを痛感させられた次第ですし、関内から1時間以上かけて大宮までやってきた甲斐もありました。

杜の都が誇る全身nonnativeキチガイ相手に懇切丁寧に接客して頂けたのも何よりでした。関東方面に行く機会があれば、また是非とも立ち寄りたいと思える素晴らしいショップでしたね…。

リーちゃん、地方ディーラーに行くのも好きなんですよ。

一昨年は大阪、昨年も新潟や郡山に行きましたが、その土地ならではの風情や光景があって面白いんですよね。ただ、東海地方某にだけは行きたいと思いません。世界で唯一、nonnativeの取り扱いがそこだけになっても行きたいと思いません。インスタとか見ていると、なんかこうアレですよね。僕が蛇蝎のごとく嫌っている仙台のセレクトショップと同じ臭いがするんですよね。

そんなこんなで充足感を得て、僕は大宮を後にしました。

時刻は19時前。大宮駅から次の目的地に向けて埼京線の通勤快速に乗り込み、かくして降り立った場所は池袋ではなくて新宿でした。新宿に到着して以降の足取りについてはそうですね、To Be Continuedということで。さしあたり。


そういったわけで、nonnativeの18SSを絡めた横浜旅行記でした。

しかし、この日だけでも随分と電車に乗りましたね。関内→横浜→中目黒の往復、関内→横浜→大宮、大宮→新宿、新宿→横浜→関内とまあ、乗りすぎて草生えます。

初日も仙台→東京→船橋法典からの船橋法典→東京→関内、最終日も関内→横浜→新宿からの新宿→東京、そして東京→仙台という凄まじい乗車っぷり。普段は電車を利用することが滅多にないので、これもう1年分、いや2年分、むしろ5年分ぐらい乗ったのではないでしょうか。最多利用路線は京浜東北線ですかね。

バスケで鍛えたフットワークとポジショニングのお陰で座席の確保には困らなかったものの、さすがに乗り通しだったので疲弊しましたね。あとホテルが横浜駅周辺だったらそうですね、そのまま乗り換えることもなくて便利だったのですが…。

18SSも立ち上げからひと月以上が経過し、小出し公開にも若干慣れてきた今日この頃。

ボトムスを中心に欲しいアイテムが増えてきたりもしていますが、今回の横浜旅行も含めて1月と2月に購入しすぎた経緯もあって静観というよりは自重しています。しかし、この先のサマーコレクションも小出し公開になるのかと思うとげんなりしますが、お上の決定ですから仕方がありませんね。はい。