仙台猿員

健全なブログを心がけます

万感スキーヤー

年末に購入しましてね、アウター。

別ブランドで購入したアウターが悪手だったというか失敗に終わってしまった為、予てより目をつけていたnonnativeのアウターをセールで購入することを考えだしたところ、そんな矢先に2017年の買い納め的なものなのか、そのアウターを入荷していた各店舗の在庫がみるみるなくなっていくという嫌がらせのような事態に見舞われたのです。思いがけず、急に。

狙っているカラーとサイズの在庫が唯一残っていた某地方ディーラーのオンラインショップ、僕は忌々しげにタブレットPCのディスプレイとにらめっこしながら、1時間ほど懊悩した末、やむを得ずプロパーで強行しました。はい。

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・SKIER PUFF JUMPER POLY TWILL Cubetex
まあ、完全に自分好みのデザインでしたし、確実に自分に似合うとわかりました。nonnativeの公式ホームページがようやく17AW仕様に更新されて、まず真っ先にALL PRODUCTに目を通したあの時から。端的にいえば、初見から。

17AWはフリースジャケット、モッズコート、チェックコート、スタジアムジャンパー、マウンテンパーカー等々、他にも多数のアウター類がラインナップされてはいました。しかしながら、やはり完全に自分好みでかつ確実に自分に似合うとわかったSKIERのインパクトには到底及びませんでした。そのインパクトは言うなれば安心感というか安定感ともいうか、とにかくnonnativeたるブランドを長らく見てきた僕ならではのアレですね。

だけどそうですね、回避することにしました。

16AWで購入したアウターは根本的なデザインは違えど、大雑把に形容してしまうとショート丈で袖と裾にリブが配されたもの。そして、このSKIERも同じくショート丈で袖と裾にリブが配されていまして、だからこそ回避したいと思ったのですよ。完全に自分好みで、確実に自分に似合うとわかったけれども。そこは、敢えて。タイプの似通ったアウターをまた増やすよりも、タイプの異なるアウターへのチャレンジスピリット、あるいはフロンティアスピリットを優先しようと。ええ。

それで17AWの立ち上がり以降、仙台に入荷してきたアウターにはほとんど袖を通させて貰ったのですが、どれもこれもいまいちしっくりきませんでした。デザインだったり、カラーリングだったり、サイズ感だったり、素材だったり、価格だったりとまあ、基本的に即決即断派の僕が即決即断しなかった時点でアレなんですよね。で、そうした中で別ブランドのアウターに手を出してみたら案の定となってしまい、まだまだ在庫に余裕があるし、セールになってから購入しようかなSKIERということで冒頭に繋がる次第です。結果として84240円、プロパーで強行と。

無理にプロパーで購入しない選択肢も勿論ありました。
セールまで残らなかったら、それもまた運命―そんな諦観も時として重要です。

ただ、人間ってのはこう取り返したくなるじゃないですか。良い意味でも、悪い意味でも。今年の受験の失敗は来年の受験で、ギャンブルで大負けした失敗はギャンブルによる大勝ちで、風俗で外れを引いた失敗は風俗で当たりを引くことで、株で大損した失敗は株で大儲けすることで、自殺の失敗は自殺で、女子大生との交際の失敗は女子大生との交際で…。諦めの悪い人間はとことん諦めが悪いものでして、そうして僕もアウターの失敗はアウターで取り返すべきだと断固たる決意で臨んだのです。確実、いや絶対に似合うと信じていたからこそ。


はい、それでこのSKIERなんですが、レトロアウトドアな佇まいとは裏腹に現代的なハイテク機能性を持ち合わせたジャンパーとなっています。

使用されている生地はnonnativeでは初登場となるCubetex。とにかく撥水性に優れているとのことで、その辺りはSKIERと冠しているだけあって打ってつけのアレではないでしょうか。どこかコケティッシュな艶感で、しっとりとした滑らかな触り心地も特徴的です。

中綿にはお馴染みのプリマロフトの中でも最高ランクの"GOLD"が使われていますが…。そうですねー、気温0℃以下で強風が吹き荒れる夜に自転車を漕いでいた時は、GOLDもSILVERもクソもないぐらい凍えるほど寒かったのですが、普通に街中を歩いていたりする分には特に問題ありません。結構暖かいです。初詣で着用した際には、人混みの中というロケーションもあってかむしろ暑いぐらいでした。若干ボリュームがありますがダウンジャケットほど嵩張ることなく、身幅にも余裕があるのでインナーを厚めにしても諸々の動作が難なく実行可能。スウェット+長袖カットソー+長袖サーマル+ヒートテックと着込んでベターぐらいです。

顎部分まで干渉しないぐらいの絶妙なスタンドカラーでもありまして、上までばっちり閉めて首元の寒さを防ぐのは勿論、閉めずに着用した時のスタンド具合も悪くないのでオープンにインナーを見せてもありです。あと襟ぐり部分にはフードが収納されてもいます。出したり戻したりするのが面倒なので使うことはないでしょうけれど…。

カラーはDEEP SEAです。CEMENTが何故か即完売したのでOLIVEとの二択になりましたが、無難に合わせやすいであろうDEEP SEAにしました。サイズに関しては1です。身長は四捨五入すると190cm、体重は70kgに満たない僕でガチのマジのジャストサイズ。70kg以上の方は2で丁度合うと思います。

しかしなんでしょう、レトロアウトドアの雰囲気を漂わせながら、色味のせいか作業着的なワークっぽさも持ち合わせ、さらに微妙にミリタリーからの影響も感じさせつつ…。まあ、見れば見るほどよくわからない不思議なジャンパーであり、このいかにもnonnative然としたデザインが僕を魅了してやまないのです。

だから勿論、気に入ってガンガン着用しています。
何といっても、超絶に似合うので。はい。

ちなみにリーちゃん、スキーは生まれてこの方したことがありません。スノボも同様に。個人の好きずきですし、その趣味を真っ向から否定するわけではないのですが、僕としてはわざわざ極寒の雪山に行こうという神経が理解できません。バスケを続けていることもそうですし、基本インドア派なんですよ。自分。アウトドア系のウェアやそれをモチーフにしたデザインは大好きだったりしますが。ええ。


というわけで、そんな2017年の締めに相応しい逸品でした。

直営ECのセールも新年を迎えてすぐから始まっていますが、まだこれといって購入していません。欲しかったニットやカットソーはセール前からすでにカラー欠けにサイズ欠け、検討していたデニム類もセール開始早々に完売、それでいて他にめぼしいアイテムもなく…。

しかしアレですね、4日に15%オフクーポン投入で6日にマークダウンとかそうですね、正月三が日の間にしょっぱい値引率で購入した人は涙目ではないでしょうか。まあ、昨年の僕がその通りでしたからね。早計だったと嘆きました。とりあえず直営ECはこの先まだファイナルセールが控えているので、そこでなにかあればでしょうか。ファイナルセールでは例年、とうに完売したアイテムやカラー欠けサイズ欠けしていたアイテムが復活したりもするので、過度に期待しすぎず待ってみたいと思います。

そしてセールよりも気になる18SSなんですが、未だにホームページの更新どころかルックすら発表しない有様です。"nonnative 18SS"で検索してみても、展示会の案内とコレクションテーマぐらいが出ているだけという凄まじい情報統制ぶり。無駄にもったいぶらずにとっとと情報公開しろやボケがって感じです。

とはいえ、今年も快調に飛ばしています。

まず初売りで古着のスウェットパーカー(トリコタグのUS NAVY)、その2日後にVANSのスニーカー(OLD SKOOL DX)、さらにはブランド古着の通販サイト巡りをしていて見つけたnonnativeのデニム(16AW)…。年が明けて10日ほどで、自分でも辟易するぐらい購入しています。合計金額的にはSKIERの半分にも満たない程度のショッピングですが、なんというかもうほとんど病気ですね。毎年初売りを一緒に回っている10年来の知人とも語り合いましたが病気です。購入しなければならないという強迫観念や依存症ではなく、単に服が好きで購入してしまう病気。もしくはカルマ、逃れられぬカルマです。

それにしても2017年のスプリング、サマー、オータム、ウインターを思い返してみるとそうですね、万感胸に迫るものがあります。スウェットパーカーのフード被りスタイルの定着、再燃した古着ブームとチャンピオンのリバースウィーブへの傾倒、セットアップで新潟と真夏の仙台と国分町のセクキャバ、旧タグに魅せられるもグレゴリー3連続失敗、東京から帰ってきて急性胃腸炎&財布が便器に落下、SKIER PUFF JUMPER(84240円)のプロパー強行――。

いやはや、色々ありました。春夏秋冬、本当に色々。
そりゃあヒルクライムの片方も逮捕されるわって話ですね。

はてなでブログを始めることもできて、かつ何とか続けられていることもアレですか。こうして2018年のスプリング、サマー、オータム、ウインターも色々あるのだろうと考えるとこれまた、さしあたり今のところは万感スキーヤー