仙台猿員

健全なブログを心がけます

ねじこみ式

はい。まずはこちらを読んで頂いてからの方がわかりやすくてよろしいかと思います。

coverchord.com

そうですねー、百戦錬磨のベテランnonnativeユーザーは勿論、nonnativeをあまり知らないという方にも大変親切で興味をそそられる内容ではなかったでしょうか。で、とりあえず現行のUSUALとTAPEREDとDROPPEDの3種類を頭に入れてもらった上で――はい、購入しました。

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・DWELLER 5P JEANS DROPPED FIT C/P 12.5oz DENIM STRETCH PIGMENT COATED
当初はUSUALを購入する予定でいたのですが、仙台ではDROPPEDのみの入荷だったのでこちらを購入しました。なんだか仕方なく購入したかのような文面ですけれど、きちんと試着して納得の上で購入したのでアレですよ。それにしてもこのコーティングデニム、17AWのボトムスのラインナップの中では稀少なブラックということもあってか発売当初から非常に動きが早くてですね、余裕ぶっこいで後回しにしていたら本命のUSUALはおろかDROPPEDすら購入できなかったかもしれません。早めの決断で正解でした。サイズは2、カラーは見ての通りブラック(表記はONYX)になります。

それで試着の際に驚いたのが硬さですね。硬さ。とにかく硬い。ノンウォッシュのデニムかと言わんばかりにバッキバキでした。すんなり膝を曲げることもできませんでした。これほどストレッチの恩恵を感じられないnonnativeのボトムスもそうそうないです。通販で購入した方は尚のことだったでしょう。

この硬さの理由は、コーティングによるもの。PIGMENT=顔料でして、つまりはワンウォッシュしたデニムの上にブラックの顔料をコーティングしているとのこと。ゆえに硬い。とはいえ、穿き込んでいけば自然と慣れて柔らかくなりますし、次第にコーティングも剥がれて独自の色落ちを楽しめるという点では、通常のリジッドデニムよりも穿き込み要素が強くて面白いのではないかと思います。


ちなみにまだ合計で10時間ほどしか穿いていませんが、現在の状態はというと…。

フロントは左右のポケット部分が白くなっています。白くなっているのは摩擦や圧迫などでコーティングが剥がれてきたものと捉えます。特に右ポケットにはスマホを入れていたせいか、コインケースを入れていた左ポケットよりも幾分白さが目立ちますね。あとは膝から裾にかけて、ところどころ白くなっています。

一方、バックは思っていたよりも白くなっておりません。椅子(座席、シートも含む)や床面等々、かなり接触が多いであろうヒップ部分は綺麗なままです。車の鍵を入れていた左のバックポケットのみ、一部の箇所だけ白みがかっています。財布を入れていた右ポケット、それと膝から裾にかけてはヒップ部分と同様に綺麗です。また、膝裏にはすでにアタリが出来ています。

んー、こんなところですかね。まだ10時間ですから。硬さも残っています。

まあ、白くなっているなんて言うと少々大袈裟かもですが、遠目からでもはっきりとわかるようなものではなく、超至近距離でようやく判明するぐらいのレベルです。それにどれだけ汚さず丁寧に穿いたとしても、摩擦や圧迫は物理的に避けられない事象ですし、コーティング仕様という製品の特性からしても殊更そうですね。致し方なし。

ゆえにコーティング云々を懸念するのであれば、そんなに無理に購入しなくてもはアレでしょう。また、それと逆の意味で言いますと、オークションやブランド古着店でこちらのユーズド品を購入する場合は注意が必要かもしれません。USUAL、TAPERED、DROPPED問わず。

本来的には画像を用意して説明するべきだとは思うのですが、僕が撮影すると極めて事務的なオークション出品用画像になってしまうためご容赦ください。昔から撮影すること自体が不得手でして。被写体になるのは得意なのですが。


さしあたり優先的にガンガン穿いていくつもりなので、大なり小なりこれからの変化が楽しみではありますが…。

優先的にガンガン穿きたいという理由はそうですね、購入して間もない今シーズンのアイテムであり、上記のように穿き込んでいくことでの変化を楽しみたいアレもあるのですが、ヒートテックタイツの着用を始める11月中旬頃までにできるだけ穿いた形跡を――というのが最大のそれですね。

宮城県の県庁所在地であるここ仙台シティー、極寒の東北地方に位置しながら降雪が少なく(※場所や時期によります)、比較的温暖で過ごしやすい気候で知られてはおりますが、やはり何だかんだいっても寒いものは寒いです。身に染みます。そして、雪が大して降らないかわりにとにかく風が強いです。冷たいです。と言いつつ、油断していると週1ぐらいのペースでドカ雪に見舞われます。10cmそこらの積雪でトラフィックが麻痺します。あと路面凍結もヤバいです。ノーマルタイヤでは死にます。

それで僕自身、真冬でも屋外や半屋外で仕事をすることが多く、何より極度の寒がりであるため、確実な防寒対策としてヒートテックタイツの着用が必須なのです。

で、膝から上がUSUALとはいえ、膝から下がTAPEREDというDROPPEDでは、タイツの上からではキツくて穿くことができないのではと危惧しておりまして。

実際、手持ちの14AWから17SSまでDWELLER 5P JEANS計8本(旧USUAL含む)は、タイツを着用した状態でも難なく上から穿くことができます。USUALには基本ストレッチが入っていませんが、それでも動きづらいということは決してなく、むしろそんな若干窮屈な穿き心地が暖かさと安心感、さらにはこう季節感までもたらしてくれるのです。

ただ、それはUSUALなFITだからこそであって、これがTAPERED(旧TIGHT FIT)だとパツパツすぎていけません。タイツの上からでも穿けないことはないものの、とにかくパツパツすぎて見てくれが醜悪。よく太い脚で無理してスキニーを穿いているような人がいますけど、まさにそんな感じです。折角のテーパードシルエットが台無しになってしまうのです。それなら中にタイツを穿かなければいいじゃんって話になりますが、そもそも現在のTAPERED自体があまりにも激烈にピチピチすぎて好ましくなくて、はい。好んで穿いていた時期もありましたが、昨年に手放したのを最後に今では1本も所持していません。そしてDROPPEDの登場もあり、今後購入することもおそらくないかと。

その為、タイツの上からでもノータイムで問題なく穿けて、すでに計8本も所持していながらなおも買い足しを検討しているUSUALこそ攻守最強というアレです。だからコーティングデニムもUSUALが本命だったのですが、そこはまあ、多少はね?

あとはそうですねー、所持している他のブラックの素材も関係しています。

・14AW SATIN(秋冬リリースため、やや厚めの生地。10月~4月)
・16SS CORD (細畝で薄めの生地だけど、素材的には秋から冬。9月~5月)
・16AW MOLESKIN(肉厚でガッシリ、完全に冬用。11月~3月)

いずれもAWシーズンに出番を迎えるので、タイツを着用した状態でどうなるかはまだ試していませんが、今のうちに可能なかぎり優先的にガンガン穿きたい次第なのです。DROPPEDを。まあ、真冬にダメだったら4月~10月となり、上の3本とは真逆になりSSシーズンを補完できるとも考え、敢えてDROPPEDで買い足したという目算もありますね。


そんなこんなでnonnativeの新作デニムについてでした。

直営ECを確認してみたらUSUAL、TAPERED、DROPPEDのいずれも全サイズ完売しておりまして、改めて人気の高さがうかがえます。地方ディーラーではまだ購入できる店舗もあるようですが…。

それと前回のブログ云々の話ではありませんが、このインスタ全盛の昨今に個人ブログでアイテムを購入するまでの経緯や購入後の感想を書き連ねるのもまあ、我ながら時代に逆行しているようで酔狂だなーとは感じるこの頃です。

10年前はまだnonnativeのアイテム名で検索すれば個人ブログがヒットしましたが、近時はショップのブログやインスタ由来の検索結果ばかりです。とうの昔に更新が止まった個人ブログがヒットする時もありますが、現在も更新が続いている個人ブログは殆ど皆無。nonnativeに限らず、他のブランドでも同様に。寂しいものですね。

やっぱりさー、それなりの価格で購入の前後にもストーリーやプロセスが発生しているからこそ、僕はこういった形式でやっていきたいんですよねー。言うなれば"文化"の1つとして。そりゃあ、百聞は一見にしかずでドン!と一発画像を載せた方がわかりやすいですし、沢山のいいね!も貰えて脳汁アクメもしちゃうでしょう。そうしたインスタ的なアレを否定はしませんが、でもさー、実店舗でも通販でも高い代金を払ってわざわざ購入したというのに、それだけではつまらなくありませんか。どうして購入したか、どうやって購入したか、購入してどうしたいのか、購入してどうなったか――服好きならば、そこをもっと詳らかに突き詰めていくべきではないでしょうか。徹底的に。正しい文法としては、テッテ的に。#お洒落さんと繋がってる場合じゃねーんだよボケどもが。語れ。

とはいえ、後日に購入したアイテムを使用したコーディネート画像を載せてしまえば、僕のように無駄に語らずとも済んでしまうわけでして、これでは益々画像すら載せない文章だけの個人ブログの存在意義というものがですね。ええ。

まあ、なにせそのような状況下ですから、こうしたクソみたいな個人ブログに対して否定的な見解を示すであろう方は多いでしょう。特に重度のインスタグラマーやWEARユーザー、もしくは某メンズバイヤーの信奉者とか。男女、老いも若きも問わず。それでも内容はともかくとして、個人ブログで滔々と語っていくスタイルを肯定してくれる方も少なからずいらっしゃるのではないかと。たとえば同年代ぐらいのかつての個人ブロガーとか、馴れ合いにうんざりしている若いSNSユーザーとか。後者は特に女子大生なら申し分ありません。

だけどそうですねー、それが誰一人として存在しないというのならば、nonnativeのタイトなジーンズに僕という戦うボディをねじこみつつ、誰かの人生にこのブログをねじこむだけです。はい。